大手からベンチャー企業まで、さまざまな会社が売掛金を買い取ってくれる「ファクタリングサービス」を提供しています。なお、この売掛金というのは「代金を支払ってもらう権利」のことで、支払い期日前の請求書などをファクタリング会社が買い取ってくれる、というのがそのサービスの内容です。つまり、支払われる予定の取引があるけど突発的に必要な資金が手元にないうえに、銀行などからの融資も断られてしまった。そのようなときに役立つサービスこそがファクタリングと言えます。
ただ、そのサービスを提供している企業の中には残念ながら悪徳業者がいるのも事実です。そのため、その利用にあたってはいくつかの企業を比較した上でその契約を行うのがおすすめです。具体的な比較ポイントとしては、まず、契約内容や条件が明確化されているかをくまなくチェックするようにしてください。特に、あまり知名度の高くない企業の場合会社概要や資本金、代表名などの情報まで確認し、慎重にその利用を行うのがおすすめです。
また、一般的にファクタリングの手数料は5から20%に設定されています。ただ、中には30%以上などの高い手数料を請求してくれる企業もいます。なぜそのような手数料になっているのかをきちんと確認し、最初から一社に絞らず複数の企業を比較した上で契約先を決めるようにしてください。加えて、申し込んでから入金されるまでにどれくらい時間がかかるかも重要なチェックポイントです。